基礎画力を高めようキャンペーン
今までは１枚にめっちゃ時間を掛けるスタイルでここ８か月程度やってきた訳だが、そろそろ基礎力を高めないと好きな物が描けないことに気づいてきた。
ここでいう基礎力というのは簡単な解剖学（全身の筋肉を暗記するとかじゃなくてある程度まとまりごとにデフォルメしたもの）の理解やポーズ、表情、構図の手札がある程度あることを指す。
良いことなのか悪いことなのか分からないが今の自分には手癖というものがほとんどない。手癖がつくほど数を描いていないからだ。
時間を掛ければある程度の誤魔化しはできるけど、やはり基礎が出来ていないと思い通りのポーズや肉体を描くのに相当苦悩するし、ストレスも溜まる。
今までは時間を掛けて自分の上限を上げることばかり意識してたけど、時間を掛けない場合の下限がおそらくほとんど上がっていない。要はちゃんと書いたときとサラッと描いたときの差がえらいことになってしまっている。これが良くない。
なので当面の目標は「上手い落書きが描けるようになる」ことだ。いくら今の時点で下手だろうと、量を重ねれば嫌でも体で理解するのは学生時代に因数分解が出来なくて１０００問以上解きまくったときに経験済みだし、ただ闇雲にやりまくるのではなく変化を加えていくとより効果的なのも知っている。自分の持つノウハウを最大限活かしていく。
まずは手始めにルーミス君の素体を考えうるあらゆるポーズで描いてみることにする。狙いは重心表現の習得。あとポーズのボキャブラリーを増やすこと。
絵を描いてると誰しもぶち当たるのは基礎練習の壁だと思うがここが分水嶺と感じる。あと３か月で絵が習慣になってから１年になるし、ここらで気合入れていこう。
